こうすることによって、右の順突きの場合、自ずと左足が後方へ伸びて地面から前方へと跳び出すような力を得る(図E・F)
これは無意識的(本能的)な蹴り(地に対する)でもあるが、現実には左足を後方へ伸ばす(引くように見える)ようにしなければ、正中線が途中で折れてバランスを失い、顔面を地に突っ込むからである。(図G)
※当流には、この身体操作法に対する名称がないため同系統の運動概念を“自由軸落下”と名付け提唱された高岡英夫先生考案のネーミングを拝借しました。
《参考》
高岡英夫先生による自由軸落下の解説
自由軸落下についてご説明しましょう。
これは重心が前後左右の位置をかえずに真下に落ちる動きです。
鉛筆を使って説明すると分かりやすいのですが、立てた鉛筆を支点の位置を変えずに前に倒すと、回転運動を起こして重心の位置が前に移動します。
この動きは遅いのです。
そうではなくて、支点が後ろに滑ることで重心が真下に落ちる動き、人間で言えば、バナナの皮に滑って転ぶときのような動き、これが自由軸落下です。
『高岡英夫の極意要談』(BABジャパン)より引用
高岡英夫の極意要談―「秘伝」から「極意」へ至る階梯を明らかに/BABジャパン出版局
¥1,782 Amazon.co.jp
《関連記事》
・高岡空手
二聖二天流柔術憲法 愛知稽古会で一緒に稽古しませんか?
未経験・初心者、性別問わずご参加をお待ちしております。
初回は無料で稽古に参加できます。
【日 時】毎週日曜日 18:30~21:00
【場 所】お問い合わせ下さい
【連絡先】nitenaichikeikokai@gmail.com
お問い合わせの前にこちらも合わせてお読み下さい。
Twitterでも呟いています。
未経験・初心者、性別問わずご参加をお待ちしております。
初回は無料で稽古に参加できます。
【日 時】毎週日曜日 18:30~21:00
【場 所】お問い合わせ下さい
【連絡先】nitenaichikeikokai@gmail.com
お問い合わせの前にこちらも合わせてお読み下さい。
Twitterでも呟いています。