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2016年1月31日日曜日

1/31の稽古内容

《受身》
・回転受身(前後)
《基本》
・その場突き
・腿上げ
・前蹴り
・足刀蹴り
・順突き
・蹴って順突き
《足捌き》
・スイッチ
・転換
《ミット打ち》
・前蹴り
・足刀蹴り

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2016年1月30日土曜日

1/30の稽古内容

《基本》
・その場突き
・腿上げ
・前蹴り
《形》
・ナイハンチ
《組手》
・突きに対して前手突き
・突きに対して前蹴り
・突きに対して足刀
・フェイントに対して前手突きから順突き
攻撃側は簡単にカウンターを取らせず一本取る気構えで攻撃

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2016年1月28日木曜日

2月の稽古予定日

2月の稽古予定日です。
6日(土)  19:00~21:00  
7日(日)  19:00~21:00
13日(土) 19:00~21:00
14日(日) 19:00~21:00
20日(土) 19:00~21:00
21日(日) 19:00~21:00
27日(土) 19:00~21:00
28日(日) 19:00~21:00
※都合により変更する場合があります。
 最新の日程は【今週の稽古日程】もしくはTwitterでご確認下さい。

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2016年1月25日月曜日

今週の稽古日程

今週の稽古日です。
1/30(土)19:00~21:00
1/31(日)19:00~21:00

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2016年1月24日日曜日

1/24の稽古内容

《受身》
・回転受身(前後)
《基本》
・その場突き
・腿上げ
・前蹴り
・足刀蹴り
・順突き
・蹴って順突き
《連続技》
・順突き連打
《形》
・チントウ(最終挙動)

今日は順突きをメインに稽古しました。
チントウの最終挙動には高速順突き(高速上段突き)の理合が込められています。


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2016年1月23日土曜日

1/23の稽古内容

《受身》
・回転受身(前後)
《基本》
・その場突き
・腿上げ
・前蹴り
・足刀蹴り
《足捌き》
・スイッチ
・転換
・歩み足
・寄り足
・送り足
・各種足捌きから前蹴り
《ミット打ち》
・短打
・前蹴り
・足刀蹴り
・正面回し蹴り
・龍巻き蹴り

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2016年1月20日水曜日

空手に則した四股

四股は武道空手の理合を体得する上で効果的な鍛錬法です。
踏み方は挙げた足が着地する寸前に軸足の膝を抜き両足が均等に地面を踏みつけるように着地します。
※四股を踏む間は必ず背筋を伸ばすこと。
【四股の効果】
・技の極めのための着地のタイミング
・技の威力を最大にするための基本動作
・転位の位置を自由自在にすることが会得できる
・腸腰筋の強化

《参考》
相撲の基本動作の意味目的が分かりやすく説明されております。
『相撲のトレーニングから学ぶ身体を動かす基本』

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2016年1月18日月曜日

今週の稽古日程

今週の稽古日です。
1/23(土)19:00~21:00
1/24(日)19:00~21:00

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2016年1月17日日曜日

1/17の稽古内容

《受身》
・前方回転受身
・後方回転受身
《基本》
・その場突き
・腿上げ
・前蹴り
・足刀蹴り
《足捌き》
・スイッチ
・転換
・歩み足
・寄り足
・送り足
《連続技》
・ワンツー前蹴り
・前手突き逆突き前蹴り
《形》
・平安初段~五段
※重要挙動のみ繰り返して行う

連続技は正中線が太くならないように意識して行いました。

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2016年1月16日土曜日

1/16の稽古内容

<基本>
・その場突き
・腿上げ
・前蹴り
・足刀蹴り
<形>
・ナイハンチ
<カウンター>
・突き技に対して前手突き
・突き技に対して前蹴り
・突き技に対して足刀蹴り

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2016年1月11日月曜日

今週の稽古日程

今週の稽古日です。
1/16(土)19:00~21:00
1/17(日)19:00~21:00

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2016年1月6日水曜日

ヒクソン・グレイシーと宮本武蔵(刃牙道)

『刃牙道』で宮本武蔵が剣道家 三輪猛丈と対戦するシーンを見てヒクソン・グレイシー対西良典戦(バーリトゥード 94ジャパン・オープン)を思い出しました。



ゴングと同時に無構えのまま、まるで握手でも求めるかのように歩いて(間合を詰めて)くるヒクソンに対して西選手は反応に迷いが生じてしまい心身共に居着きます。
ヒクソンは西選手の居着きを見逃さず間境を超えると同時に関節蹴りからの胴タックルで密着し外掛けでテイクダウンしました。
テイクダウンするまで僅かな時間での攻防でしたが武道的にみて理想的な先(せん)の取り方で非常に見応えがあります。

ヒクソン以外の試合では凄惨な展開が多く見られ、暴力的な雰囲気を漂わせた選手もいましたが、力みがなく流れに逆らわずに緩急を使い分ける試合運びや、どことなく寂ある佇まいからヒクソンに対する達人的なイメージが決定づけられた印象があります。
余談ですが柳川先生も『バーリトゥード 94ジャパン・オープン』を観戦して、その所感を『月刊 空手道1994年10月号』に寄稿しヒクソンを高く評価されておりました。

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2016年1月5日火曜日

正中線ずらし(転位・転体)

正中線の操作によって突きを“流す”体捌き(転位・転体)練習法です。
この練習によって変化技(カウンターへの対カウンター)の基礎を学びます。
早まった判断を避けギリギリまで突きを引き寄せてから躱す事が肝要ですが(突きが身体に触れてから躱すフィーリング)その為には心技体の一致=自然体が欠かせません。
なお絶妙なタイミングで突きを躱すと攻撃側は相手が突然、視界から消えたように感じます。

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短打とゼロインチ・パンチ(動画Ver.)

短打とは肘を伸展させ拳を目標物から数センチ離した状態からの打撃法です。
組手でこのような状態から攻撃することは、まずないですが短打は特別な技術ではありません。
俗に言う"極め"の部分だけを取り出しただけなので通常の突きと何ら変わりません。
※極めの明確な定義はないようですが、ここではインパクト前後の身体操作法とします。
短打は突きの理合を理解していれば割合簡単に突けます。
・姿勢
・腰腹の締め
・足の抜き
・速筋と受動筋力
・気合
以上は短打に要する技術上のポイントです。
リラックスした状態から腰腹で発生した力を拳へと伝える鞭身と目標物に当たった際に能動的に身体を固めるのではなく何気なく剛体化する。
要はインパクトの瞬間に最高スピード×最大質量を発揮することです。 

短打の練習法として最適なのが平安五段の第11挙動です。
この練習によって和道空手流祖 大塚博紀名人十段が盛んに説かれていた「のびのびとした大きな動作」の意味が理解できることでしょう。  

ゼロインチ・パンチはその名の通り目標との距離が0の接触状態からの打撃です。
これも短打同様に突き技の理合をマスターしていれば突けます。

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蹴り技によるカウンター

一般的に突き技に対して蹴り技でカウンターを取ることは困難とされていますが蹴り技の理合を十分に体得していればさほど困難ではありません。
特に前足での蹴り技はストッピング的に用いると大変効果が高く私も重宝しました。
一例として前蹴りと足刀蹴りによるカウンターを紹介します。

                【前蹴り】



                【足刀蹴り】

両膝の抜きにより相手の下腹を何の不自然さもなく踏みつけるといったフィーリングで行うこと。
蹴り足と軸足を正中面上で一直線に揃えて極めの瞬間にグッと腰を割ると受動筋力が最大限に発揮されて前進してくる相手にも当たり負けしなくなります。
この技の姿は意識的とはいえ、泳ぐような欠点があるので正確さとタイミングに十分注意しなければなりません。

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距離伸ばし(縮地法)

距離伸ばしは、その名の通り前手突きの到達距離を伸ばす事を目標にした鍛錬法です。
浮身の体得と強化に主眼を置いているので、床を蹴って進出することは厳禁です。
練習法としては強く突くことをやめて身体全体を使って手で触りに行くような気持ちで練習することが大切です。
自己の限界まで到達距離を伸ばせれば技のスピードや威力がアップするだけでなく居着かぬ足捌きも自由自在に駆使できるようになり組手で咄嗟の変化も可能となります。
余談ですが、柳川昌弘先生は、この距離伸ばしによって浮身のフィーリングに気づかれて、それから形に込められた意味も理解できたそうです。



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その場突き 動画ver.

ナイハンチ立ちや四股立ち等で左右の拳を交互に突く、その場突き(正拳突き)は初心者が一番最初に学ぶ基本技ですが『その場突きに始まり、その場突きに終わる』という格言があるように、この技を見れば、その人の実力が分かるほどシビアな技でもあり難しい技術です。

・正中線上を突く
・腰で突く

この二点は殆どの空手道場で指導される、その場突きの要点ですが、この通りに実践出来ている方は案外少ないのが実情です。
正中"線"を突いているつもりでも実際には正中"点"を突いていたり腰ではなく腕の屈伸に頼った突きを、よく見受けます。
※正中線=正中面であり詳しくは正中面と順突きをご参照下さい。

正中線上を突くには腰を入れ肩を出して体捌きをしつつ突かなければなりません。
※ここでいう体捌きは一般的にイメージされる体捌きと若干異なります。
しかし多くの道場では肩を出すことを戒めています。
この為、上から見ると三角形のような軌道の突きとなり受動筋力も最大限には発揮されません。
この点はマキワラを突けば、すぐに理解できますが何故だか空手界では言及されることが少ないようです。



動画のような構えから突かせてみると途端にスピードも迫力もない突きになる人が少なからずいます。
腕の屈伸を十分に使えないのが原因のようですが腰で突けば脇から突くのと遜色なく突けるようになります。
※腰腹→背中→肩→肘→拳の順番で力を伝える鞭身のフィーリング。(動きの中でタメを作る)

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弱さを越える〝想定外〟修業

WEB秘伝から柳川昌弘先生の記事がダウンロードできるのでシェアします。 http://webhiden.jp/archive/dtail/post_22.php
※記事では世界武道空手連盟と表記されていますが正しくは全世界武道空手連合です。

同記事は先生が若い頃に実践した“荒行”レベルの修行法を幾つか紹介していますが、その中の一つ、「恐怖を越える」ために行なったという、タバコの火の着いた方を持って我慢する荒行は、私も目の当たりにしたことがあります。

この時の先生はタバコを吸いながらセルフ・マインドコントロールに関する話をされていましたが、その証明とも言わんばかりに、いきなり指先で火を揉み消してみせ、その場に居合わせた者達の度肝を抜きました(更に凄いと思ったところは、気合を込めたり自己催眠をかける素振りなどを一切見せなかった点です)
私が「どうしたらそんな事が出来るのですか?」と質問すると「熱さを気にしないことだよ」と先生は一言で答えられましたが、それを聞いた私は組手で居着かないためのヒントを頂いたと思いました。

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二聖二天流柔術憲法 目黒道場

当会以外にも柳川昌弘先生直伝の武道空手を学べる道場があります。
目黒区近辺で武道空手に興味がある方は目黒道場までお問い合わせ下さい。 https://plus.google.com/112391000435433443578/about

 目黒道場の動画



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先の先(せんのせん)

先の先とは相手の攻撃の意思を察知した瞬間に先に攻撃するカウンターの一種です。
ボクシングでは相手からの攻撃に対する反撃を全てカウンターと一括りにまとめられていますが日本武道では攻撃に対する反撃のタイミングによって分類されています。

順突きによる"先の先"


順突きによる"先の先"2
"

順突きによる"先の先"スローモーション


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空手に必要なスピード 後編

【其の四】 インパクトから極めに至るスピードについて説明します。
パンチ力を最も単純に算出する方法はパンチ力=スピード×質量です。
この式のスピードに当てはまるのが【其の四】インパクトから極めに至るスピードです。
このスピードは目標に当たる瞬間のスピードであり速ければ「キレのあるパンチ」となり遅ければ「押すようなパンチ」となります。

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空手に必要なスピード 中編

【其の三】 目標に当てるために進出するスピードについて説明します。
このスピードは一言で言えば技(動作)の速さです。
基本的には技のスピードが速いほど命中する確率が高くなります。
このスピードは足、腰、腕など全身の働きによる合成スピードですが腰の切れが最も重要です。
命中するまでの時間が短い程、良いですが単純に速ければ良いわけでもなくピッチャーの投球と一緒で初速と終速の落差が大きい棒球よりも初速は遅くても後半に加速する伸びのある技の方が見えにくく【其の四】 インパクトから極めに至るスピードにも好ましくなります。

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空手に必要なスピード 前編

空手で最も重要な要素はスピードです。
 一言でスピードが重要といっても様々な種類のスピードが必要であり、それは4つに分類できます。
【其の一】 相手の心や動きを読むスピード(観の目) 
【其の二】 全身反応に移るスピード(読みと始動の一体化) 
【其の三】 目標に当てるために進出するスピード
【其の四】 インパクトから極めに至るスピード 

動画における上原清吉師は「みる」と仰っていますが「見の目」ではなく「観の目」すなわち「相手の心や動きを読むスピード」を指しているのでしょう。
「みると同時に斬る」とも言っておられますが、これが「読みと始動の一体化」です。
 

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足捌き

当流の足捌きを紹介します。
※分かりやすくするために実際よりも動作を大きくしています。
・歩み足

・寄り足

・送り足

これらの足捌きは形の上では三種に分類しますが理合(脚力に頼るのではなく膝の抜きと重心移動によって移動)は全て一緒です。
この理合が俗に言う「腰で歩く」でありブランコやマリオネットのように足が腰にぶら下がっているようなフィーリングです。
この「腰で歩く」フィーリングを養成するのに最適なのがナイハンチの千鳥足です。

次に横セイシャン立ちによる歩み足に進みます。
この歩法では歩き方の基本だけでなく蹴り技の基本も学びます。

最後に縦セイシャン立ちによって歩み足、寄り足、送り足を同一のフィーリングで行えるように仕上げます。
これには各種足捌きを連続で行ったり各種足捌きに蹴りを組合せて練習します。

《参考》
足捌きの上達に効果的な鍛錬法は坂道での移動基本、木刀の素振りなどがあります。


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腿挙げ

蹴り技のコツは始動部分(腿の引き挙げ)にすべてがかかっています。
腿挙げは、その蹴り技のコツを体得するための補助的鍛錬法です。
やり方は軸足に体重が移動しないように(正中線がブレない)腿を挙げます。
正中線をブラさずに腿を挙げるには浮身と沈身が必須となるので、この鍛錬法は浮身と沈身の体得にも繋がります。


ナイハンチの波返しも蹴り技の原理と浮身と沈身の体得に効果がありますが初心者には難しいので当会では腿挙げを十分練習した後に波返しに移行します。

《参考》
西村誠司先生も『西村誠司のベスト空手 キックテクニックの全て』(チャンプ)にて正中線を保持しながらの腿挙げを蹴り技の要点として説かれております。


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スライディング・キック

スライディング・キックの摺り足(スライド)部分を撮影しました。
※蹴りは省略しています。

スライディング・キックは蹴り足が下から弧を描くように蹴ると上体が後ろへ傾きやすいので極力、膝を抱え込み中足をいったん高い位置に上げてから床と水平に真っ直ぐ蹴ることがポイントです。

初めのうちは長い距離をスライドすることは難しいので、まずは飛び蹴りの要領でジャンプして行い段々と飛び上がるのを低くして練習します。


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マキワラ鍛錬の効果

「柳川昌弘 マキワラ」「マキワラ」「スタンド式マキワラ」といったマキワラに関する検索ワードで、当ブログにお越しになる方がチラホラといらっしゃいます。
以前、マキワラという記事でマキワラの効果について簡単に説明しましたが今回は『月刊空手道』がマキワラの特集をした際に柳川先生が寄稿された記事から抜粋してマキワラの効用とサンドバッグ・トレーニングとの違いについて改めて説明致します。


一、固定目標への打撃
割り合い狭い固定目標を十分に突く(蹴る)ことは、結局のところ移動目標をも突けるようになる、という事実に尽きる。古来より一流の武道家たちも、そのようにして技の正確さと威力を身につけたことが分かる(武道の技術はあくまで相手に合わすもので、相手の動きは自らの動きによって〔足腰〕相対的に規制するものである)。
それは一定の間合(近間、中間、遠間と)で、慎重かつ気持ちを込めて打突することで、打撃の威力だけでなくその微妙なコントロールが、極めて正確なものとなってくるからである。ことに両拳を交互に突く練習に至れば、腰や膝の微調整なくして正中線(正中面突き… ‐ビデオ「武道空手の理」などで紹介)を正しく突くことができないことも分かってくる。
空手の技術は野球の投手の投球技術と大変近いものがある。ボールのコントロールは結局のところ、足腰の使い方にすべてがかかってくるということである。優れたボールのコントロール術を体得すると、それが打者にとってコースやタイミングともに意外な虚をつくものとなるように、空手の突きも(急所を突く技術も含め)正確さがまた大きな威力の要素となるものであることを知らねばならない(ボクサーも全く同様である)。
ことにマキワラ突きは、無茶苦茶に突くと拳足や肩、手首などが痛いばかりかケガを伴うから、かえって慎重に突く習慣が身につくのも一種の利点であろう。
何はともあれ、特に初心者・中級者にとって、ライフル射撃の上達なくしてクレー射撃から入るような方法は、一部の天才を除いて大害あるのみである。なお、この間題を考える際、 一流ボクサー達は、実は例外なく天才児であることを承知しておいた方が良い(理由省略)。

二、真に合理的な突き方を体得する
マキワラの特長のうち最大の利点は「マキワラ突きによる感触がサンドバッグと比べて極めて人体に近い」ことがあげられる。これは逆説ではない。この点は、心ある偉大な空手家達が肌で感じていた重大な事実であり、「マキワラに命をかけるほどの鍛錬」を続ければ必ず自得することである。
これは理屈ではなかなか分かることではなく、経験がすべてとしか言いようがない。一言でいうとすれば、マキワラ突きが真に上達してくると、スピード(正しくは加速度というべきであろう)と受動筋力(体重を一瞬に乗せること…突きの威力は腕力ではないというのは、この点にその真意がある)で突くようになるからである。
それは、マキワラは突きが深くなるほど反発力を増すからで、それでも手応えを余り感じないような、重く、切れ味鋭い突きを身につけるにはそうした突き方をしなければ仕方がないといった状態に追い込まれるためである。こうした「重く、切れ味鋭い」突きは、マキワラを最大限に深く(本人の能力と努力により異なる)突くことで初めて体得できるものである。
単に深く突くのは「プッシュ」になる。その限界を極める努力が、結局、深い突きは、身体で加速しつつ腕を伸ばして(近間の場合は曲げたままでの受動筋力を使用する…肘を曲げて止めるような懸垂運動などが有力な鍛錬法となる。)一瞬に体重を乗せる(そうでなければプッシュに近くなり、手応えが増大する)技術に至るものである。

三、拳足の武器化
記事では紙数の都合で説明が省略されています。

四、音響効果
マキワラ突きによる打撃音は、一種の「励み」となり、持続するための意外なプラスとなる。さらに上達すると、突きの技量上昇とともに、その打撃音が「ドスン」から「ガツン」そして「カーン」「キーン」というような、段々と高い金属音として証明されてくる。このことはサンドバッグにもいえることであるが、やはり一定の突き方をある程度続けることが容易な、マキワラの利点といえよう。この事実は想像以上に大事な内容をもっているという事を付け加えておく。

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短打とゼロインチ・パンチ

短打とは肘を伸展させ拳を目標物から数センチ離した状態からの打撃法です。
組手でこのような状態から攻撃することは、まずないですが短打は特別な技術ではありません。
俗に言う"極め"の部分だけを取り出しただけなので通常の突きと何ら変わりません。
※極めの明確な定義はないようですが、ここではインパクト前後の身体操作法とします。

短打は突きの理合を理解していれば割合簡単に突けます。
・姿勢
・腰腹の締め
・足の抜き
・速筋と受動筋力
・気合
以上は短打に要する技術上のポイントです。
リラックスした状態から腰腹で発生した力を拳へと伝える鞭身と目標物に当たった際に能動的に身体を固めるのではなく何気なく剛体化する。
要はインパクトの瞬間に最高スピード×最大質量を発揮することです。

短打の練習法として最適なのが平安五段の第11挙動です。
この練習によって和道空手流祖 大塚博紀名人十段が盛んに説かれていた「のびのびとした大きな動作」の意味が理解できることでしょう。

ゼロインチ・パンチはその名の通り目標との距離が0の接触状態からの打撃です。
これも短打同様に突き技の理合をマスターしていれば突けます。


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浮身と沈身

浮身と沈身の分かりやすい例として「踵床打ち」を撮影しました。

浮身とは、膝の抜きと下腹の力で両膝と股関節を微妙に引き挙げて、両足が宙に浮くような状態を作る身体操作のことです。
浮身の状態から正中線の操作によって、一瞬で垂直落下する身体操作が沈身となります。

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形の理

"形"(型とも記す)は空手の象徴的な稽古法であり空手上達の大事な要素です。
言うまでもなく形稽古の目的は「組手の上達」ですが多くの空手実践者は形稽古が組手の上達にどの程度役立つのかと疑問を抱いているのが実情でしょう。
これは空手の理を欠いた「形の上達のための形稽古」が原因だと思われます。
そこで「組手の上達のための形稽古」のポイントを柳川先生の著述から引用して説明致します。

形の順序に拘るな
形を覚える場合、まずその演武動作の順序を覚えなければならないのは当然です。
けれどもそうした順序を踏んだ練習がいつまでも続くようでは話になりません。
なぜなら形のなかの諸動作のうちには難易度というか、自らにとっての得意不得意がありますから、それらを同じ頻度で練習するのは合理的ではありません。
それだけのことでなく組手での使用頻度あるいは、応用性の浅深といった要点に対する配慮が不足します。
そこで形の順序を一通り覚えた後は、たとえばその形の第一拳動だけを納得のいくまで繰り返し練習することです。
そうすれば着実な技の向上がなされるでしょうし、第一、形の練習に対する飽きが生じにくいものです。
形の一連の動作だけを何度も続けて練習するのは情性的になり易く、強い疲労感を感じることになりがちです。
それはつまり技に対する確かな目的意識に欠けるためです。
これでは本当の進歩につながりませんし、その継続がむづかしくなります。
たとえそれが形の選手の場合でも…。そのようにして次の拳動へのつながりへと着実に移っていくことが大切です。
無論、 一つ一つの技についてその「共通の理」を体現することが第一です。
真なる「きびしさ」とはこうした態度が基本なのです。

一つ一つの技はゆっくりと行うこと
空手の生命とは一言でいえばスピードにあるといえるでしょう。
しかし、そのスピードとは決して力まかせのスピードの意味ではありません。
スピードの要素は単に筋肉の力だけで出すほど技の意味は単純なものではないからです。
そして最終的には空手のスピードとは、「読みの早さ(正確で)「反応速度」のほか「身体の動き、腰の切り、そして手足(そして全身の協調による)スピードを合成して最大スピードを得ること……それには何といっても足捌きのスピードが最も重要」です。
たとえば単純な手腕の屈伸によるスピードは足の速さにはとても及びません。
そのための正しい足捌きを体得すれば足や下腹のあり方がいかに重要かわかってきます。
もしこの最重要ポイントが信じられぬようでは技の上達は常識的範囲から一人抜けだすことなどとても望めないのです。
つまり、技をスピード十分(本人の限界まで)なものとしてしあげるためには、足捌きなど(下腹の力などによる)身体全体の調和を要します。
そのため、それを十分慎重かつていねいに行う、 つまり意識の集中力とその持続時間をなるべく永くすることが必要なのです。
一つの技を一定の速さで、かつ超スローモーションで行うことができるかどうかがその人の技の習得度を示す証明といえるのです。
こうした超スローモーションは勢いによるごまかしが全く通用しません。
ために一瞬一瞬の動作のつながりができているといえるのです。
ちなみにそれが可能な者は真にスピードある技が発揮できるものです。
一方、力まかせによるスピードの持ち主はこのような超スローモーションができないものです。
そして、このような(超スローモーション)動きこそ正中線を得る秘訣であり、正中線を中心とした力の伝わりを正しく体感できることに至るのです。
このような力の伝わり方は腰腹から背中を通り、脇から肘そして拳などへと波のように伝わるという技の真相(理)そのものなのです。
空手の技として重要な強弱緩急とはこうしたことからはじめて体得できるものです。
そうした動きはグニャッとしたムチやバネの如き動きのことです。
単なる力一杯の固い動きからはこうした超スピードの技は決して得られません。
ましてそれではさらに大切な「読み」や「反応」の速さも生じるものではありません。
詳しくは述べませんが手の屈伸などの力で突いているようでは、パンチカもなく「素人の域を出ぬ」自らの防御のうえで重大な欠陥を生じるのです。
ために空手の大成は全く不可能となってしまうことをまず肝に銘じなければなりません。
しかも技の応用変化など全く不可能となってしまいます。
それは全く文字どおりの「骨折り損のくたびれもうけ」であることがいつの日か身にしみてわかるでしょう。
そのときになってからは技の修正ももはや澗に合うものではありません。
人間の不自然なクセ(業と呼ぶ)とはかくもやっかいな性質のものです。
「急がば回れ」というように、技はまずは「ゆっくりと」した動作で行うことが非常に重要なのです。 形や技のスピードとはあわててやることとは全く違う次元の問題と知ってください。
まして形のなかの連続技を真に素早いものとして身につけるためには、実に一つ一つの技を正確に体得しなければ決してできるものではないということを、くれぐれも忘れてはいけません。
そしてゆっくり正確に体得した技を組手で試す(いかにスピードがあるか)こと、そのくりかえしがすべてなのです。
それと共に技の体得のためにはまずはじめに力を全く加えぬボクシングのジャブの如く行うことも大切です。
そして次には技の極めという最後の一瞬に全体重を拳に乗せる練習へと移ってゆくことです。
それが一般人にとって最も無難な方法でしょう。

障害物に技を当てて体得すること
形のなかの一つ一つの技は、それが真に体得されていくためには、いわゆる単なる空突き的練習だけでは全く不可能ということを知らねばなりません。
いちいち例をあげませんが負荷を手足などにかけて練習することが欠かせないということです。
ただしそのために本来のスピードが低下するようでは感心できません。
そうした場合は負荷ははじめは軽いものからはじめてその後徐々に負荷を大きくします。
その目安はあくまでもそれまでのスピードが低下しないということに注意することです。
このことは手に持つサーシや足にはく鉄ゲタ、あるいは背に乗せたバーベルといったものだけの意味ではありません。
形のなかの技を一つ一つサンドバッグなどに当てながら技の威力と安定性を確かめつつ行わなければなりません。
切れのいい技の修得です。
このサンドバックに当てる鍛練(受け技も勿論)というのもまた回数ではありません。
目標はあくまで全力(全身の力による)が望ましいのです。
それが「ストッピング」といった受動的心身のあり方につながってくることが技の理(楽に大きな威力を得る)に至る大事な要件となるでしょう。
そうしていけば、たとえ突き技一つとっても全身が心地よくつながったフィーリングに至るものです。そしてときに空突き(突きだけでなく)をしても、あくまで技を物に当てているかのフィーリングで突くことができるようになればしめたものです。
そのうちそうした空突きの練習だけでも技の力そのものは当分哀える(身体が忘れる)こともなくなってくるでしょう。
なにはともあれその基本練習の要は「マキワラ鍛練」にあります。
近頃、 一流ボクサーたちが段々とサンドバッグはなるべく軽いものを使用するようになってきたのも、さらにマキワラ鍛練をするようになってきたのもこうした理由(技の切れ)によるものです。
マキワラによってはじめて最大スピードと最大体重の乗せが実現するのです。
そのときいやでも身体各部の時空のつながりといった技の本質「理」に至るでしょう。
気力のこもらぬ回数によるマキワラ鍛練からは真の技に至ることはできません。
サンドバッグ鍛練にしても同じことです。
そのようにして体得した技の連続でもある形の演武内容は、形の手順(空突きだけによる)だけ積んだ形の演武とは全くその内容が異なっているものです。
いわゆる動作の際、微動だにしないといういつわりの安定性とは全く異質なるものです。
こうした点に気づかなければ空しい形試合とその採点の非合理性から脱することができぬだけのことではすみません。
組手の上達につながらぬどころか組手上達の大害となるだけなのです。
マキワラ鍛練なしの女性や子供による形の演武内容がすばらしいと感じるような結果に何ら疑間も感じなくなってしまうだけのことで終ってしまうでしょう。
形のなかで重視されている緩急強弱という要点はいうまでもなく非常に大切な要点です。
けれどもいつわりの緩急強弱となってはいけません。
下腹の気力から発する武道の技の理を得るなら必然的に「心・技・体の調和」に至るのです。
形のなかに求められる芸術性にしてもそれなしには発することはありません。
ですから以上の注意に従って形を体得し、それを組手の技のなかで自由自在に発揮されることを望みます。

以上『武道空手の理 第21回』より抜粋

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腰腹同量の力

最近の個人的な研究課題は"腰腹同量の力"です。
思い起こせば柳川道場に入門した当初も"腰腹同量の力"については『肥田式強健術』を参考にして試行錯誤しましたが、いつの間にか腰だけ意識するようになり腹に対する意識が薄れていました。
しかし前回、柳川先生から腹の使い方を具体的に習い腰だけでは真の腰の切り戻しは不可能だと思い直しました。
形には腰腹の使い方(理合)を教える動作が沢山あります。
此処では平安の挙動を紹介します。
※形の順序は当流の母体流儀である和道空手と一緒です。
 ・平安初段 第一挙動~第六挙動
・平安三段 第十三挙動~第十五挙動
・平安四段 第五挙動~第十挙動

・平安五段 第一挙動~第五挙動  
これらによって水平・前後・左右の複合的な腰腹の使い方を学びます。
詳細については稽古会で説明させていただきます。

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正中線・正中面の理

以前、正中面と順突きという記事を書きましたが、正中線・正中面の理に関して柳川先生の著述から引用して再度お伝えします。

彼我の最短距離である。
真の技のスピードはこの点にかかっている。単なる物理的距離の面だけでなく「攻防一体」「心・技・体」の感性を伴う技の加速度(当てるためというより、当たった後のスピード)の意。初めから手腕に力を加えないということが「攻防」一切の質を決定する。

技の極めの「受動筋力」が最大に働く。
技の威力は加速度×慣性質量(体重)

技の立体感が感受しにくいので距離感といった間合や技のタイミングをつかむ「感性」を狂わせる効果がある。
この事実は人間に「立ちすくむ」といった恐怖感を与える。
正中線上の攻撃は心身の弱点を突く最強の方法なのである。
拳尖の一点が拡大する如くみえることで相手の視野を制限する働きがある。このため自らの技の気配とともに「身体を消す」ことも大きな効果を生む。そのため防御や反撃がきわめてむずかしくなる。

正中面上での直進により、以上のような効果があるが、さらにその効果を高めるべく、相手の死角、つまり相手の視覚から「身体を消す」術(変化技)がきわめて有効となる。一切の体捌きの意義がこれにより真に生かされる。
体軸を安定化するだけでなく体軸(正中線)のブレをなくすことで技の極めが鋭くなる。
正中線(体軸)の安定性(動きのなかでは正中面に対する復元力として働く)は体力づくりに深く関係するが、動きのなかでの正中線の意識はさらに大事な空手の基本である。
この点を学ぶ意味でも形の練習は欠かせない。

以上、『武道空手の理 最終回』より抜粋

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天王山

天王山とは相手がこちらを攻撃する時に最初に必ず通らねばならない空間部分です。

この空間部分を先に制すると相手の攻撃を大幅に制限できるので攻防一体の組手技術に欠かせない重要ポイントです。
天王山を制する技術は交差法の基本でもあり護身術にも応用できます。

当流の母体流儀 和道流空手術の『乗る』とは天王山を制する事ですが私が知っている道場では、この技術を指導していなかったようで一人の道場生(三段)に説明すると"眼から鱗"状態となりました。
私は空手の競技化に対して、どちらかと言えば肯定的立場ですが競技偏重になりすぎると競技に適した技ばかりを練習しがちとなり、そのため技術の画一化が進み流儀独自の伝統技術が埋没していくのは残念に思います。

《参考》
本部朝基による天王山を制し(乗る)ながらのクロス・カウンター


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その場突き

ナイハンチ立ちや四股立ち等で左右の拳を交互に突く、その場突き(正拳突き)は初心者が一番最初に学ぶ基本技ですが『その場突きに始まり、その場突きに終わる』という格言があるように、この技を見れば、その人の実力が分かるほどシビアな技でもあり難しい技術です。

・正中線上を突く
・腰で突く

この二点は殆どの空手道場で指導される、その場突きの要点ですが、この通りに実践出来ている方は案外少ないようです。
正中"線"を突いているつもりでも実際には正中"点"を突いていたり腰ではなく腕の屈伸に頼った突きを、よく見受けます。
※正中線=正中面であり詳しくは正中面と順突きをご参照下さい。

正中線上を突くには腰を入れ肩を出して体捌きをしつつ突かなければなりません。
※ここでいう体捌きは一般的にイメージされる体捌きと若干異なります。

しかし多くの道場では肩を出すことを戒めています。
この為、上から見ると三角形のような軌道の突きとなり受動筋力も最大限には発揮されません。
この点はマキワラを突けば、すぐに理解できますが何故だか空手界では言及されることが少ないようです。

下図のような構えから突かせてみると途端にスピードも迫力もない突きになる人が少なからずいます。(右拳で突く)

腕の屈伸を十分に使えないのが原因のようですが腰で突けば脇から突くのと遜色なく突けるようになります。
※腰腹→背中→肩→肘→拳の順番で力を伝える鞭身のフィーリング。(動きの中でタメを作る)

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順突きから前蹴り

蹴って順突きという連続技(動画の1:02あたりから)は、どこの道場でも移動稽古の基本として行われていると思います。
 

しかし順突きから前蹴りの連続技を練習する道場は意外と少ないのではないでしょうか!?

この練習のポイントは順突きから間髪を入れず前蹴りに繋げる点にありますが軸足が居着くとスムーズに蹴れません。
つまり、この練習は居着かぬ足捌きの鍛錬法でもあるのです。 
画像では後ろ足で蹴っていますが前足でも練習します。
前足で間髪を入れず蹴るのは意外と難しいですが、これが出来るようになると組手の幅が広がると思います。
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タックルと相撲

最近の競技空手はウィービングやダッキング等の腰捌きを積極的に使う傾向があるようです。

私が試合に出場していた90年代初頭は、これらの技術を使うと"無防備"を取られる事があったので時代の変化を感じます。
ヘッドスリップやダッキングからタックルに入るのも得意でしたが、これもまた審判員への受けは良くありませんでした。

近年まではMMAの影響なのか海外の選手がタックルを上手く使っていました。
その中でもアガイエフ選手のタックルには強烈な印象がありましたが、ルール変更を受けて現在はタックルを封印しているようです。
タックルを許容していた試合の方が格闘性が高く見応えもあったので個人的にはタックル解禁を望みます。
それはさておきまして、タックルは伝統派空手特有の跳び込み突きに対してとても効力を発揮する故、覚えておいて損はないでしょう。
それにしても相手との体格差を物ともせず投げまくるアガイエフ選手の組技は芸術的ですらあります。
相当レスリングや柔道などの組技をやり込んでいるのでしょう。
最近は、加齢からか少しばかり衰えてきた印象もありますが、彼の組手スタイルは空手をよく知らない人でも楽しめると思うので、まだまだ活躍を期待したいところです。

《参考》
柳川道場では相撲を取って組技の基礎を学びました。
相撲の前さばきは接近戦での攻防の参考にもなるので空手実践者には相撲を取ることをお薦めします。

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Traditional Karate

イギリスで長年、和道空手を指導している坂神国昭先生がインタビュー形式で柳川昌弘先生のことを紹介されています。
http://members.karateacademy.co.uk/doc/Karate0707.pdf

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軸足に乗らない前蹴り(刻み蹴り)


前足での前蹴りは(前後の足に均等に体重を掛けた立ち方の場合)
・後ろ足に一端体重移動してから蹴る
・軸足を蹴り足のそばに寄せてから蹴る
・スイッチしてから蹴る
この3つの内の何れかの方法で蹴る人を多く見受けますが、これらの蹴り方ではいくら素早く蹴っても二挙動となります。
しかし武道空手の原理の一つ浮身を会得していれば動画のように一挙動(ノーモーション)で蹴ることが可能となります。
※浮身とは瞬間的に両足に掛かる体重を軽減する技術です。
蹴りの始動時に浮身を掛けると軸足に体重を移すことなく蹴り足も軽くなり楽に蹴れます。


【浮身の鍛錬法】
足幅を広げ腰を落とした四股立ちからの回し蹴りは蹴る瞬間に軸足へ体重移動せずに行えば浮身の鍛錬法となります。

《参考》
蹴り技を会得するには蹴りそのものを稽古することは勿論ですが補助的鍛錬法を併用して行うと早く上達します。
ナイハンチの波返しは蹴り技の補助的鍛錬法の代表ですが初心者には難しいかもしれません。

簡単に行える補助的鍛錬法は腿上げです。
見た目はシンプルですが蹴り技の理を体得するには非常に効果的です。

余談ですが当流では和道空手独自の横蹴りは横にいる敵を蹴るためばかりとは考えず、その主目的は前足での前蹴りの強化と捉えています。

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近代デジタルライブラリー

国立国会図書館の近代デジタルライブラリーでは明治以降に刊行された図書・雑誌のうち、インターネットで閲覧可能なデジタル化資料を公開しています。
この資料の中には武道関連の著書も多数公開されています。

柳川昌弘先生の著書『空手道研究第一巻』『空手の理』でトレーニング法の参考書として挙げるなら若木竹丸の『怪力法』と肥田春充の『肥田式強健術』の二冊が世で最も優れたものであろうと記されていたので私は壮神社の復刻版を神保町の書店で購入しました。
二冊とも一万円以上しましたが近代デジタルライブラリーでは無料で『肥田式強健術』を読めます。
※肥田春充の著書は他にも多数公開されていますが若木竹丸の『怪力法』は公開されていないようです。




他にも柳川先生が自己催眠をマスターするのに参考にされた田宮馨の著書も閲覧できます。

近代デジタルライブラリー
http://kindai.ndl.go.jp/?__lang=ja

無料で読める肥田式強健術・肥田春充関連の書籍のまとめです
http://matome.naver.jp/odai/2136408024443538901

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マキワラ

最近の柳川昌弘先生はマキワラについて言及されなくなりましたが私が入門した当初は
「マキワラを突かないと上達しないぞ」と度々言われました。
『武道空手の理』ではマキワラを魔法の杖のごとく絶賛されいたので90年代に入門した生徒の大半は多かれ少なかれマキワラを突いたものです。
おそらく、あの当時柳川道場でのマキワラ使用率は全国でもトップクラスだったと思います。
何せマキワラの順番待ちをしていた位ですから…

専用道場でないと設置が難しいため空手を稽古されていてもマキワラを突かれている方は少ないようです。
自宅に設置するにも音や振動などの問題があって難しいとは思いますがマキワラ鍛錬を続けると明らかに突きの質が変わってくるので空手実践者には是非とも取り組んで欲しいものです。

【マキワラの3大効果】
《正中面の体得》
理に適わない突き方で狭い固定目標を全力で突くと怪我をしやすいので必然的に正中面上を突かざるを得なくなる。
《突きの三要素の体得》
・スピード(インパクトのキレ)
・重さ(体の乗せ)
・深さ(フォロスルー)
《拳足の武器化》

柳川先生が考案した携帯マキワラは固すぎず柔らかすぎず丁度良いバネで私が使用したマキワラの中では一番の突き心地でした。
スタンド式マキワラは撓り過ぎて連打しづらいのですが、この携帯マキワラでは問題なく連打出来ます。
ただ突きの深さを追求するには若干不向きだと思いますが、これは壁掛け式の宿命でしょう。


この壁掛け式マキワラも突き心地は悪くないのですが音がうるさいのと壁に穴を開けて固定する点に難ありです。


武道空手の理/福昌堂

¥1,620 Amazon.co.jp

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正中面と順突き

正中面をブレずに真っ直ぐ突いているか確認するため順突きを正面から撮影してみました。
※分かりやすくするために、ゆっくり突いています。  

正中面とは自分と相手の正中線を結ぶ平面の事です。

この平面上に拳、肘、肩、頭部が入るように順突きを行うと受けにくく、カウンターも取られにくい技となります。
なぜカウンターしにくいのかは全身による突きの動作が二次元的で立体感がなく遠近感が捉えにくいからです。
さらに最短距離を進むからスピードも速くなります。
このような突きを顔面に向かって突かれると拳の一点が直線的に眼前に迫ってきて最終的には拳の中に相手の身体が隠れるように感じます。

正中面から外れた順突き

腕の伸展に頼った突き方では正中面から外れてしまい、この瞬間にカウンターを取られる危険性があります。


身体で腕を運ぶようなフィーリングがないと正中面を突く事は不可能です。
平安二段の最終挙動は正中面を真っ直ぐに突くフィーリングを養成するのに最適なので当会では重視して練習しています。

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空手道研究第一巻

『空手道研究 第一巻』は柳川昌弘先生が自費出版した書籍です。
※第一巻とありますが第二巻は出版されていません。
『空手の理』(福昌堂)の読者ならばタイトルだけはご存知のことと思われます。
過去に都内の武道具店で販売されたことはありますが一般には流通していないので実際に読まれた方は柳川道場の関係者以外では極少数だと思います。
※稀にヤフオクに出品される事があるようです。
同書は『空手の理』の原典ともいえるので基本的な内容は一緒ですが、順突きに関しては、『空手道研究 第一巻』の方が詳細に解説されています。
今でこそ術理や身体操作について解説する空手の技術書は多数ありますが『空手道研究 第一巻』を執筆された昭和54年当時は大変珍しかったようです。
『空手の理』シリーズの出版以降、空手界でも術理・身体操作について提唱する空手家が増えた印象です。
他にも甲野善紀先生、高岡英夫先生の影響もあるでしょうが『空手の理』シリーズは空手界での術理・身体操作探究を促した契機の一つであったと思います。






  空手の理/福昌堂

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