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2017年2月17日金曜日

公相君(クーシャンクー)の要点

■クーシャンクー(第36挙動)
〔写真1〕構え
〔写真2、3〕途中動作
〔写真4〕上段裏拳打ち
〔写真2〕から〔写真3〕のように体の前進移動に従い遅れて裏拳が自然と決まる様子を示す。
なお、この動作はピンアン四段にも含まれている。


■クーシャンクー(第51挙動~第52挙動)
〔写真132〕構え
〔写真133〕途中動作
〔写真134〕上段裏拳打ち
〔写真135〕中段肘打ち
〔写真132〕から〔写真133〕のように前進する身体を自然に手腕の方に寄せてゆく。
そのとき腕は脱力するが、「腕の存在を忘れるような身体意識」が得られるよう努力することである。
そうすることで、素早く強力な裏拳打ちが可能となることをフィーリングとして得ることができる。
武道的に言えば「居着きのない技」となるからである。
この動作はクーシャンクーのなかで鉄つい裏拳エンピ連続三連打するなかの一部であるから少しでも居着きが伴うと正しい形にはならない。
そのため武道空手では体で突き、体で打ち体で蹴るのであり、そのフィーリングを得るのがこの場面の最大の目的である。


『月刊空手道』2004年5月号より抜粋
※当流の形は当流の母体流儀である和道流空手術(柔術拳法)の形を基に構成しております。

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