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2019年8月1日木曜日

立ち方の理

空手には多くの立ち方があるが、共通する要点は腰腹部分で両足を引き付けるようにして立つことである(受動筋力により立つこと)
跳び上がったり、体を水平回転させたりしても(写真①〜③参照)、その立ち方の姿形が変わらなければよいのである(このフィーリングこそ「浮身」「正中線」の基盤となる)
なお、立ち方とは本来動きの中の一瞬の姿勢であるから必要以上に、その形に拘る必要はない。

《参考》
拳豪 本部朝基師は立ち方について下記のように語っていたようです。
「自分の唐手には、猫足、前屈、後屈などという立ち方はない、いわゆる猫足などというものは武術の上で最も嫌う浮き足の一種で体当たりを食えば一っぺんに吹っ飛んでしまう。前屈、後屈などというのも不自然な立ち方で自由な足の働き、動きを妨げる。
自分の唐手の立ち方は、形の時も、組手の時も、ナイファンチのように軽く膝を落とした立ち方で、自由に運足し、攻防に際しては膝を締め腰を落とすが、前にも後ろにも体重をかけず、いつも体重は均等に両足にかける」

中田瑞彦『本部朝基先生・語録』より転載

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